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zoom RSS PIC16F914による、低速クロックカウント動作

<<   作成日時 : 2010/12/01 23:30   >>

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液晶駆動回路が内蔵されたマイコンということは、液晶表示により低電力を目指していると思われます。液晶モジュールでは、モジュール内のドライバ(インターフェース)が常に動作しているので余り電力が減りませんが、直接、液晶が駆動できることで、マイコン自体も低電力とすることができます。低電力とするには、クロックを低速にする、表示が変わるとき以外はスタンバイモードにする、電圧を下げるなどがあります。スタンバイモードにするための準備として、低速クロック回路を使ってみました。

画像PIC16F914には、クロックが予期せずに停止したときなどにも対応できるように、低速クロック回路を内蔵しています。この回路を使って、マイコンのクロック自体を低速にすることが出来ますが、時計の計時として使用できるほどの精度はありません。時計の計時には、外部に32.768kHzの水晶発振子を追加するのが一般的です。この発振器は、タイマー1のクロック源とすることができ、精度のよい時刻の基準とすることが出来ます。
時計のように、低速のクロックで時刻の元となる割り込みを発生し、表示を更新すると、それ以外の時間はマイコンはなにもすることがありません。したがって、タイマによる割り込みがあったときにだけ表示の更新を行ない、それ以外はスタンバイモードとしておくことが出来ます。そのためには、タイマーは、マイコンとは別のクロックで動作し、スタンバイモード中も動作を続けるようにしておかなければなりません。
タイマー1は、外部に取り付けた32.768kHzの水晶発振子による発振器で動作することができ、これは、スタンバイモード中も動作を続けます。また、タイマー1は、スタンバイモード中でも計数を続けるためには、非同期モードとしておかなければなりません。
スタンバイモード中は、主発振器は停止しますが、その間も、液晶表示が続くように、内蔵低速発振器、または外部低速発振器で駆動するようにします。液晶表示は、表示が変化しないときにも、60〜120Hzで波形が反転するようになっているため、クロックの供給が必要です。

32.768kHzの発振器での動作が、うまく動作するかを確認するのが主な目的だったのですが、スタンバイモード中でも動作することの確認が必要でした。これで、プログラムのほとんどの時間がスタンバイモードであるプログラムとしても、カウントが継続されることになります。現時点では、32.768kHzの水晶で動作することを確かめるのが目的で、スタンバイモードにはしていませんが、時刻のカウントはこのままが使われることになります。

プログラムでは、1分ごとに表示が更新されますが、スイッチによって時刻合わせをすることができます。32.768kHzの水晶がどのぐらい正確にカウントをするかを確認するために、時刻を正確に合わせ、1日ぐらい経過したところで、誤差がどのぐらいあるかを確かめることで、水晶発振器につけられているトリマであわせることができます。長い時間かけて進み具合を見るため、正確に合わせるのは難しいと思いますが、1ヶ月で30秒ぐらいの精度にはあわせこめると思います。

画像


このプログラムは、下記ホームページからダウンロードできます。
「趣味のホームページ」−「電子工作」−「PICのプログラム」−「PIC16F914ライブラリ、低速クロックカウンタ」
http://homepage2.nifty.com/sfukuda/page162.html



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