ICOM、IC-7300

CQ誌の3月号に紹介されていたICOMのIC-7300に興味を持ち、ICOMのホームページを見てみました。高級機はともかくこのくらいの小型機ではバンドスペクトラム表示は受信音を止めてスキャンすることでスペクトラム表示するので静止した表示になってしまいます。高級機ではIFの出力をFFTで処理することでリアルタイムで表示されるようになりウォーターフォール表示もあります。IC-7300は小型機でありながらこれがFFT処理による表示になっています。

画像IC-7300の特徴は、RFダイレクトサンプリングによる方式が一番の目玉だと思うのですが、ホームページに紹介されている順序は、FFTによるリアルタイムスペクトラムスコープのほうが先になっています。それだけこの機能はバンドをワッチするのに重要なのでしょう。ブロックダイアグラムを見ると、RFをAD変換して直接、FPGAによって信号を処理します。その出力をDSPによって音声などに変換する一方、FFTによってスペクトル表示にします。従来、ダブルスーパーとしているところを、FPGAを使用したRFダイレクトサンプリングとしているところが未来を感じさせます。FPGAの実装にもよりますが、単にIF周波数に変換する程度のことでは、ダイレクトコンバージョンに毛が生えたものとなってしまうのでしっかりとした回路をプログラムしているものと思います。ホームページを見る限り、RFダイレクトサンプリングは、高級機並みの性能を実現しているようです。幅240mmx高さ95mmx奥行き238mmというコンパクトさながら、オートアンテナチューナを内蔵しており、使いやすさが想像されます。販売店などに行って、実際に操作してみて操作性を確かめてみたいと思います。







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